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人とのつながり

双極性障害  ~うつからの脱出編~

2023年3月12日(日曜日)投稿

昨年2月にうつと診断され、8月までひきこもりの生活。

真っ暗い闇の中にいるようで、その暗闇から希望の光すら見えず苦しい日々を過ごしていた。

浄土真宗 親鸞会 公式ホームページ|脱・引きこもり

外出できない理由は、

  • 人に見られている気がする
  • 人の視線が気になる
  • コミュニケーションが難しいなどがある

元々、人と接することが好きな性格。会話や雑談の中から「人とふれ合うこと」が楽しいので、人見知りもせず初対面の人とでも気軽に話が出来る。私の長所でもあります。

しかし、一度うつに入ってしまうと全く真逆の性格となり、人に会うのが恐怖で仕方がない。

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  • 思考が混乱している状態でコミュニケーションが取れない
  • 人の話が頭に入ってこない
  • みじめな自分を見られたくない

などの症状が出てしまい、結局外出ができない状態となる。

幸い病院の診察には行くことは出来たが、主治医ともまともに会話することが出来ず、A4用紙に話したいことや苦しい状況を書き、なんとか薬を処方してもらうそんな日々が半年以上続いていた。

障害年金の申請、障害者手帳自立支援医療制度などの福祉関係の手続きは、両親立ち会いの下やっとのことで手続きを終える始末💧

「情けない、、、40才も超えて両親がいないと何も出来ない」そんな自分が嫌で自責や仕事をしていないことでの罪悪感が毎日、頭の中をグルグルと回る。

将来への不安と心配で「生きていても仕方がない」「意欲や興味の喪失」何をやっても苦しいばかり。それなら「楽になりたい」「消えてしまいたい」そう思う辛い日々だった。

しかし転機が訪れた。双極性障害の症状の一つに睡眠不足がある。

毎朝4時には目が覚め、布団の中でうずくまりながら苦しみを堪えている状態から、散歩をしてみた。「早朝で人はいない」「人目を気にしないで済む」というネガティブな発想だったが、後々考えてみると良いアイディアだった。

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最初は町内を1周5分~10分程度。

とにかく毎日続けた。帰って来てもまたベッドに戻り、うずくまっていたがに次第に生活リズムが整ってきた。朝食、昼食、夕食の時間を決め就寝時間もなるべく決まった時間に布団に入り、外出しなくても規則正しい生活になっていった。

このことが後に大きな1歩であると気が付く。

精神疾患の本やYouTubeなどには、日光を浴び朝散歩することで「セロトニン」という幸福物質が活性化され、心身が安定することがわかった。

少し苦しい時もあったが、体調が良いときには積極的に朝に散歩をして朝食を済ませるというルーティンが出来たことが良かった。

 

今日のところはここまで、また次回投稿します。